用語解説

【用語解説】ショートポジション

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ショートポジションとは

ショートポジションとは、「空売り」のことであり、トレーダーが先に証券を売却し、後でその証券を安い価格で買い戻すことで利益を得る取引手法を指します。

ショートポジションは、投資家が証券の価格が将来的に下がると予測する場合に用いられる戦略です。

 

ショートポジションを取るためには、証券口座で証拠金取引が可能であることが必要です。証拠金取引には、証拠金や金利が発生し、特にショートポジションの場合、証拠金の割合が重要な要素となります。

 

ショートポジションのリスク

ショートポジションを取る場合、利益の上限は証券の価格がゼロになるまでの範囲に限定されるのに対し、損失の可能性は無限大です。

これは、証券の価格が理論上無限に上昇する可能性があるためです。

 

このような状況に陥ると、ショートポジションを取っているトレーダーは「ショートスクイーズ」と呼ばれる現象に直面する可能性があります。

ショートスクイーズとは、多くのトレーダーが一斉にショートポジションをカバーしようとすると、証券の価格が急騰する現象を指します。例えば、2008年のフォルクスワーゲンの株価急騰は典型的なショートスクイーズの例です。この時期、フォルクスワーゲンの株価は短期間で200ユーロから1000ユーロにまで上昇しました。

 

ショートポジションは高度な取引手法であり、適切な知識と経験が必要です。

ショートポジションのリスクは無限であり、特に予期せぬ市場の動きに対して過剰に反応してしまうリスクがあるため、ショートポジションを取る際には慎重な計画とリスク管理が求められます。

 

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