用語解説

【用語解説】BRICS

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BRICSとは

BRICS(ブリックス)は、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカの頭文字を取ったもので、これらの国々が協力して経済的・政治的影響力を強化しようとする組織です。

この概念は、2001年にゴールドマン・サックスのエコノミスト、ジム・オニールによって初めて提唱されました。当初は南アフリカを含まないBRIC(ブリック)として知られていましたが、2010年に南アフリカが正式に加わり、現在のBRICsとなりました。

BRICSは、これらの新興市場国が2050年までに世界経済を支配する力を持つとの予測が前提にあり、提唱者であるジム・オニールは、これらの国々が欧米の先進国に対抗する強力な経済ブロックを形成する可能性があると考えていました。

実際、BRICS諸国は、低労働コスト、豊富な天然資源、人口の増加などの要因により、急速な経済成長を遂げてきました。

 

BRICSの主な目的は、加盟国間の経済協力を深め、国際社会における影響力を高めることです。

具体的には、貿易や投資の促進、インフラ整備、技術革新の支援、持続可能な開発の推進などが挙げられます。さらに、世界銀行や国際通貨基金(IMF)の改革を求める声も高まっています。

 

BRICSの経済力は著しく、2023年時点でBRICS諸国のGDPは世界のGDPの31.5%を占めており、G7諸国(先進7カ国)の30.7%を上回っています。

この経済力を背景に、BRICSは世界の多極化を促進し、欧米中心の国際秩序に対抗する力を持つとされています。

 

一方で、BRICSには課題もあります。

加盟国間での経済的・政治的な意見の相違や、透明性の欠如などが指摘されてるだけでなく、各国が自国の利益を優先するあまり、協力がうまく進まないこともあります。

それでも、BRICSは新興市場国の連携を強化し、グローバルな経済・政治のバランスを変える可能性を秘めているとされています。

 

2024年1月1日にサウジアラビア、イラン、エチオピア、エジプト、アラブ首長国連邦の5カ国が新たに加盟し、加盟国は全10カ国となり、BRICSの影響力はさらに強化されることが期待されています。

BRICSの枠組みは、経済だけでなく、政治的・社会的な協力も含んでおり、議員フォーラムの設立や新開発銀行の成長など、さまざまな分野での取り組みが進められています。これにより、BRICSは新興市場国の声を国際社会に届ける重要なプラットフォームとなっています。

 

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